暑い日が続いている

 「減反を条件に米農家に収入補償の補助金?」って記事を見た、変だと思う。オーストラリアは干ばつで小麦が不作、北半球もこの猛暑で小麦が充分に実らない、世界的に食糧不足になりそうなのに?。米粉を使ったパン・麺等、輸入小麦に頼らない食糧自給率UPを奨励したり、安全でおいしい米の輸出を勧めれば?。むかしの「減反政策」っていうのも素人には、理解し難いものだった。せっかくの美しい田んぼが、荒れ地に戻った姿は悲しい景色だった。
 家人が半導体関連の会社にいた頃、日米半導体摩擦というのがあって、生産量の何割とか外国製の半導体を買わなければならず、買ってそのまま捨てるというもったいない理不尽なことをしていたそうだ。その後、あまりに日本の半導体が強すぎるとか、研究費を削ったり研究部門を減らしたり。Sなんとかいう半導体会社何社かの出向社員が運営に当たる特許関連の会社に転属させられたが、なぜか某アジア系外国人スタッフがいて大量にコピーをとっていたそうだ。規制緩和だとか、構造改革とかを錦の御旗に、「女子社員は派遣にかえろ」で、思いっきり働かされて待遇の悪い派遣社員と、えらそうな正規女子社員が共存、見ていて気分がのいいものでは・・・。通常の3倍の退職金で早期退職者を募り、管理職のする仕事がリストラ、一方では、即戦力とかで素手でウエハァを触ってそれまでまじめに働いてきた社員を泣かせるような院卒を新規に採用して上に据えていたという。なぜ、せっかく育てた人材を大事にしなかったのか、なにが会社の宝かわからなかったのか?。
 戦後65年、今年もあの戦争の体験が語られ、井上ひさしさんの「少年口伝隊一九四五」の話とか、満州で徴用され対戦車地雷を持たされたお祖父さんの手記を歌にして・・・という歌手の話は興味深かった。
 おもうのは、家人が目撃したことも一種の戦争だったんだろうということだ。救済されるべき人がいっぱいいる。実態が知れ渡ってあんまり人が騙されなくなって、ようやく規制されだした消費者金融とか、銀行は、庶民の預金にスズメの涙ほどの利息の裏では高金利の金貸しに出資して儲けたんだよね。
 日本の銀行も個人小切手を発行すればいい。相手先の銀行・自分の利用している銀行、二か所のチェックがはいって毎月の報告書とともに帰ってくるシステムはたとえ郵送でも支払えるし、子供に持たせても安心だし、銀行引き落としより支払いに実感がもてるし。
 ところで、省エネといいながら、なぜ深夜のテレビ放送を規制しないのかな。なぜ自動販売機を禁止しないのかな。