おっと。

前回の分で間違えました。「代凡夫」ではなく「大凡夫」です。
 散歩しながら、住宅街を歩く。この辺は、50年とはいかないが2・30年をこえた住宅が大半、ちらほら建替えているところもある。安普請の建て売り団地で拓けたところだから、当初の建物はくたびれた様相を呈している。スレートの屋根なんぞは、色褪せ水も滲みているようで苔がみえる。外釜給湯器は10年ぐらいで交換、外壁も15年くらいで再塗装、おそらく内部もリホームしている家がほとんどだろう。もともと補修・保全のことまで考えてつくったようには見えないし。車も家も持ったら持ったでその後が大変(家族も・ペットもか?)庭の始末も、草取り・落ち葉掃き・枝切りと際限がない。歳をとって体力の限界を感じるようになるととんだお荷物をしょいこんだことに気づく。
 もはや夢物語ではあるけれど、自分でもう一度家を建てることがあったらと想像してみる。屋根はなし。一部二階建て。屋上にソーラーパネル(保守点検しやすいように)。同じく天窓。温水器。壁面をめいっぱい利用した屋内バルコニー。壁面を窪ませてストーブを設置。配管部をまとめた機械室。ゆるい傾斜のスロープで上階へ。お急ぎ用の梯子・ポール。ガッチリ造った各個人用の倉庫。犬洗い兼足洗い場。照明器具は交換時を考え手の届くところに。